世界で活躍するバレエダンサーのオニール八菜さんの身長や国籍についてご紹介します。
オニール八菜さんはパリ・オペラ座バレエ団に所属していて、日本公演などでも出演されています。
パリ・オペラ座の最高位エトワールへの昇格も気になるところです!
プロフィールや受賞歴などもまとめてみました。
オニール八菜さんの身長や国籍・プロフィール
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オニール八菜(はな)さんは、ニュージーランド出身の父親と日本人の母親の間に産まれました。
お父さんはラグビー選手、お母さんは航空会社のCAさんだったとか。
3歳から日本でバレエを習い始め、8歳でニュージーランドに移住しています。
小学生の時は小柄だったそうですが中学生になってから身長が伸び始め、20代で172㎝!
一部インタビュー記事などでは171㎝との表記もありますが、どちらにしてもとても背が高いですね。
それに加えてすらりと伸びた手足がより存在感を大きくしていて印象に残ります。
1993年生まれで2020年時点で27歳。
子供の頃は日本国籍とニュージーランド国籍の両方を持つ二重国籍でしたが、日本では22歳までに国籍を一つに決めないといけない法律があり、オニール八菜さんは日本国籍となっています。
日本とニュージーランドを行き来しながらバレエを続け、数々の功績を残しています。
- 2006年 全日本バレエコンクール ジュニア部門 入賞
- 2008年 NBAバレエコンクール 中学生女子の部 1位
- 2009年 ローザンヌ国際バレエコンクール 1位
- 2010年 YAGP(Youth America Grand Prix)ニューヨークファイナル 1位
現在も所属しているパリ・オペラ座バレエ団には、2011年にオーストラリアバレエ学校を首席で卒業した後に、カドリーユ(コールド・バレエ)としてシーズン契約、その後2013年に正団員となりました。
そして、オニール八菜さんは2016年にバレエ界で世界的にも権威があるブノワ賞を受賞しました。
当時23歳で最優秀女性ダンサー賞の受賞となり、予想していなかった快挙にご本人も驚いていたようです。
なおブノワ賞はバレエ界のアカデミー賞とも言われていて、オニール八菜さんの他に日本人では2014年に当時スウェーデン王立バレエ団に所属していた木田真理子さんが受賞しています。
【オニール八菜さんのプロフィール】
英語表記:Hannah O’Neill
生年月日:1993年1月8日28歳(2021年2月時点)
出身:東京都世田谷区
身長:172㎝(171㎝との表記もあり)
オニール八菜さんがパリ・オペラ座のエトワールに昇格するのはいつ?
今までにパリ・オペラ座で昇格した経歴を確認してみますと、
オニール八菜さん パリ・オペラ座バレエ団年表
2011年…カドリーユ(コールド・バレエ)としてシーズン契約
2013年…正団員として契約
2014年…コリフェに昇進
2015年…スジェに昇進
2016年…プルミエ・ダンスーズに昇格
となっています。
プルミエ・ダンスーズの次が最高位であるエトワール!
エトワールになるには試験や年功序列ではなく、芸術監督から推薦された上でディレクターによって指名されて昇格することができます。
約150人いるパリ・オペラ座ダンサーの中でエトワールは20人程度。
そして絶対的な権限を持つ芸術監督は、2017年より女性のオレリー・デュポン(Aurélie Dupont)さんが就任しています。
先日2020年2月27日から3月8日に東京文化会館で行われた日本公演でも、オレリー・デュポンさん率いる一行の中にオニール八菜さんが参加されていましたし、今後エトワールに昇格する可能性は十分にあると思われます。
オニール八菜(バレエダンサー)の身長や国籍!エトワール昇格はいつ?のまとめ
パリ・オペラ座のダンサーは定年が40歳と決められています。
そして42歳までには退団しないといけないというルールがあります。
オニール八菜さんは子供のころから「バレエ=パリ・オペラ座」と思っていて、定年を迎えるまでパリ・オペラ座で活動していくと決めているようですので、まだまだ素敵なバレエを見せてくれるでしょう。
最高位のエトワールまであと一歩。
日本国籍のオニール八菜さんがエトワールに昇格となったらものすごい快挙ですね!
エトワールに昇格する際は、2004年ごろから公演の最後にサプライズで本人にも事前に知らされず観客の前で発表されています。
ぜひその姿を観てみたいです!
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