世界中で感染が拡大している新型肺炎”コロナウィルス”の影響で、各国が自国を守るための政策を随時更新しています。
日本から渡航する人が多いアメリカへの入国の状況について近況をお伝えしていきたいと思います。
(2020年3月13日現在の情報をお伝えしています。状況が変わりました際には随時内容を変更・追記していきます。)
アメリカが入国拒否を決定した国は?日本人も入国禁止になる?
アメリカは中国とイランに過去2週間以内に滞在した外国人の入国を禁止しています。
中国とイランに関しては、感染者数が急速に拡大し1万人を超えた時点または1万人に近づいた時点で、入国禁止が決断されました。
また、感染が一気に拡大しているヨーロッパへのアメリカ人の渡航を禁止し始めました(2020年3月13日金曜の深夜から)。
まだ現在のところヨーロッパの国々からの入国を禁止してはいないとゆう状況です。
アメリカが、イギリスを除くヨーロッパへの全ての渡航を禁止することに。
金曜の深夜から約30日間だそうです。
日本からもそのうち、入国禁止になってしまうのか。
— Kazuna Takase 高瀬和楠 (@Kazu16fct) March 12, 2020
ドナルド・トランプ大統領は、世界的にコロナウィルスの感染が広がる中で、入国拒否の対象国の拡大を検討中で、その中に日本・韓国・イタリアの3カ国も入国禁止の対象とすることを検討していると発表しました。
ヨーロッパの例から考えると、まずはアメリカ人の対象国への渡航を禁止したのちに、状況次第でそれらの国からの入国に制限をかけていく可能性もあります。
または、渡航禁止と同時にアメリカへの入国禁止の措置をとるとゆう可能性もあるでしょう。
やはり大統領としては自国を守るために真剣に検討した末の決断を下すことは当然ですし、私たちはそれに従いコロナウィルスの広がりが収束することを願うしかありませんね。
ハワイやグァムへの入国はどうなる?
ハワイとグァムについては、日本から旅行で出かける方の多い観光地ですので、やはり入国制限について気になりますね。
すでに旅行の計画を始めている方や飛行機のチケットや宿泊先の予約をしている方は特に情報を早く手に入れたいところだと思います。
米国は2015年ビザ免除プログラムの改定の際にも、ハワイとグァムについても合衆国と同様のルールが適応されたことを踏まえ、今回のコロナウィルス対策の入国制限についても、アメリカ合衆国本土と同様のルールが適用となる可能性が大きいのでは無いでしょうか。
ハワイへの観光客はどこから?
ハワイは日本からの観光客も大変多く、コロナウィルス発生前の2020年1月の1日平均は4000人以上の日本人がハワイを訪れました。
2020年1月にハワイを訪れた人の合計人数は、86万人以上です。
その割合はアメリカ本土からの観光客が約来た人が約65%、その次が日本からで15%、そして中国、韓国からの観光客が続きます。
アメリカ本土での感染者数も増え続けていますが、さらにハワイを訪れる人の出身国でコロナウィルスの感染が広がっていることから、ハワイでの感染者数も次第に増えていくことも懸念されます。
(ちなみに3月13日の時点で、アメリカ合衆国内で確認された感染者は1701人となっています。)
ハワイにもコロナウィルス感染者が確認
ハワイでコロナウィルスの感染者が初めて確認されたのは3月初旬で、3月5日には、デイビッド・イゲ知事が非常事態を宣言しました。
この方は「グランドプリンセス号」にて2月11日―21日の間、サンフランシスコからメキシコのクルーズに参加していた人で、メキシコからハワイ(オアフ島)へ飛行機で飛び自宅のハワイに戻った後に、体調が悪化したが人と接することなく自宅で療養し、回復に向かったとのことです。
まとめ:アメリカが日本人を入国禁止するのはいつ? ハワイやグァム行きにも影響する?
アメリカ合衆国の一部であるハワイやグァムについては、トランプ大統領のアメリカ合衆国の国全体を同様に守るための決断となるため、入国禁止宣言が行われた際にはそれに伴い本土と同様のルールが適用されることになる可能性が大きいでしょう。
一日でも早く全世界の新型肺炎”コロナウィルス”の拡大が収束することを願っています。
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