映画『僕のワンダフル・ジャーニー』は2019年に公開されたアメリカのドラマ映画です。
前作は2017年公開の『僕のワンダフル・ライフ』です。
『僕のワンダフル・ジャーニー』のあらすじや感想、ネタバレをチェックしてみました!
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映画『僕のワンダフル・ジャーニー』のあらすじ
老犬ベイリーは飼い主のモンゴメリー夫妻(イーサンとハンナ)に可愛がられ、幸福な日々を過ごしていた。ベイリーは夫妻の孫娘であるクラリティ(CJ)と遊ぶのが何よりも好きだったが、CJの母親(グロリア)は犬嫌いであったため、ベイリーのことを疎んじていた。グロリアはCJの世話をまともにしようとせず、義理の親であるイーサンとハンナとの関係も悪化の一途を辿っていた。最終的に、グロリアはCJを連れてモンゴメリー夫妻の家を出ることになった。孫娘と離ればなれになった夫妻は悲しみに暮れたが、ほどなくして、ベイリーの胃に大きな腫瘍が見つかった。ベテランの獣医でも手の施しようがなかったため、ベイリーは安楽死させられることになった。別れ際、イーサンは「どうかCJのことを見守ってやって欲しい」とベイリーに言った。ベイリーは愛する飼い主の願いを聞き入れ、再度転生の旅を行うことにした。
『僕のワンダフル・ジャーニー』の老犬ベイリーの犬種は
何度も違う犬になって生まれ変わりながら登場するベイリーですが、最初に登場する老犬ベイリーはセント・バーナードとオーストラリアン・シェパードのミックス犬!
セント・バーナード(St. Bernard)はスイス原産で犬の中でも最大級の体格を誇ります。成犬では体高(床から背中までの高さ)が65~90㎝、体重は50~90㎏にもなります。
そしてオーストラリアン・シェパード(Australian Shepherd)は、アメリカのカリフォルニア州が原産の牧羊犬種です。
オーストラリアの名前がついていながらアメリカ出身なのですね。
成犬の体高は46~58㎝、体重は16~32㎏とセント・バーナードよりも体格は小さめの中型犬です。
- セント・バーナードの性格…温和、利口、従順、おっとりしている
- オーストラリアン・シェパードの性格…陽気で優しく忠実
どちらも温和で人懐っこい性格のミックスなので、老犬ベイリーもとても穏やかな性格なのでしょうね。
劇中では生まれ変わっていき、
1回目の生まれ変わりでビーグル犬のモリー、
2回目の生まれ変わりでボーアボールという犬種のビッグドッグ、
3回目の生まれ変わりでヨークシャテリアのマックス、
と、合計4回の犬として登場します。
映画『僕のワンダフル・ジャーニー』の作品情報
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作品情報 | 僕のワンダフル・ジャーニー(A Dog’s Journey) |
上映時間 | 109分 |
製作年 | 2019年 |
製作国 | アメリカ |
監督 | ゲイル・マンキューソ(Gail Mancuso) |
脚本 | ギャビン・ポローン(Gavin Polone) |
原作 | 野良犬トビーの愛すべき転生(A Dog’s Journey) |
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『僕のワンダフル・ジャーニー』の感想ネタバレをチェック!
- ボロボロ泣けて温かい気持ちになってクスッと笑える映画
- 続編のこちらの方が好きかもしれない
- 分かっていてもボロ泣きしてしまう
- 悪役が分かりやすく憎たらしくてよかった
- 子役と犬がとにかく可愛い!
- 内容も浅すぎず、犬が可愛くて感動した
- 犬を飼いたくなる映画
- ペットとのつながりを感じることができて、めちゃめちゃ泣ける映画
- 前作よりもパワーアップした感じ
- 人間の一番の友は犬だと思える映画
- 前作のワンダフルライフは主人公イーサンと愛犬ベイリーの絆を描いた作品でしたが、今作はイーサンの孫のCJと愛犬の絆、家族の絆を描いた作品
イーサンと再会したベイリーは彼と妻のハンナ、娘のグロリア、孫のCJと共に農場で幸せに暮らしていた
ある日、些細な出来事がきっかけで、娘のグロリアは孫のCJを連れて農場を出て行ってしまう
イーサンとハンナの悲しそうな姿を見たベイリーは絶対にCJを守り抜く事を誓う、そしてベイリーは生まれ変わりCJを見つける
前作同様、生まれ変わって何度もCJの元に姿を現わすベイリー、健気な姿にウルウル来てしまいました
ラストは感動で涙、心温まる素敵な作品で愛犬家は観たら号泣かも…試写会にも子供連れがいたので家族で観ても楽しめる映画でした- 前作から大好きな作品なのでラストは嗚咽を抑えるのが大変なくらい号泣しました。
- 愛は決して終わらない!
愛犬ベイリーが幾度もの犬生をかけて捧げ続けた無償の愛と、人間と犬との強い絆が織り成す人生&犬生の素晴らしさ!
犬好き必見の胸熱映画!!- 一緒に見に行った方が見終わった涙ぐんでいらして、「犬を看取った経験がある人にはとても心に染みる映画で感無量!誘ってくださりありがとう」とよろこんでくれました。
犬を飼った経験のない私でもホロッときました。- ワンちゃん転生映画「僕のワンダフルライフ」の続編。今作は、前作の主人公イーサンの孫娘CJメインの話だったんだけど、結局イーサンとベイリーのやりとりで泣かされてしまうね(笑)
前作観なくても楽しめるとは思うけど、ぜひ前作を観てから!!- 前作を観ていなくても十分楽しめる。自己肯定感が低く、知性に欠けた毒母に拉致された主人公を犬が見守るという本来なら人間が果たす役割を犬が何世代に渡っても引き継いでいくというある意味現代の人間社会に対する皮肉がベースになっているが、神視点の犬がどんどん世代交代して行く様が少し落ち着かない。犬は家庭の良き観察者であることは室内で犬を飼っていた人には共感する部分は大きいのではないか。
- 犬だけでなく人間関係も描かれていて面白い。人間の話が少し長く感じけど、最後そんなことどうでもよくなるぐらい感動して泣いた。ペットを飼っていた人、絶対見たほうがいい。吹き替えより字幕のほうが個人的にはオススメ。
- 愛する人との約束を守るため、黄金の大地を駆ってあの子のもとへ。
あなたの隣にいる子も、かつて家族だった子も、きっとあなたを選んで生を受けたと信じさせてくれる、またしても感涙必至の良作。- 前作と引き続き転生を続ける犬のお話。但し、今回はイーサンの孫娘CJを幸せにするためにベイリーは何度も転生する。
前回と比べるとCJの複雑な恋愛模様というか人間関係が出ており、犬と人との絆に関する話というのが若干薄れてしまっているような感じもする。第一に転生の度にベイリーの飼い主が変わった前作と比べ、今作ではあまりそうした描写が少ない。途中の黒人の飼い主ですらそんなに強く関係性が描写されていない。前作の場合はそれぞれの飼い主にも物語があって、ほぼ全ての場合に強い絆が成立している。こうした描写が弱くなってしまったのは個人的には残念だった。本作劇中においてベイリーは「人は犬がいなければ幸せになれない」と言ってるわけだが、CJとトレントの周りの人間関係を描くのに力を注ぎすぎてそちらの描写がそこまで描かれていなかったのは否めない。
とはいえ、今作でもベイリーは目的を果たして人を幸福にしていき、最期にまたイーサンと一緒に虹の橋を渡る展開はやはりグッとくる。犬は本当に素晴らしい動物だと再認識させられた。
映画『僕のワンダフル・ジャーニー』の原作は
原作はW・ブルース・キャメロン(W.Bruce Cameron)著の『A Dog’s Journey』で2012年に発表されていて、日本語でも映画と同じタイトル『僕のワンダフル・ジャーニー』で新潮文庫から出版されています。
前作の映画『僕のワンダフル・ライフ』の原作本はタイトルが『野良犬トビーの愛すべき転生』となっています。
原作本では翻訳の評価が分かれるところですが、物語の内容としては本でも感動した、読んで良かったという声があがっています。
ただ前作映画では続編も好評でしたが、本では前作の方が良かったと思う人もいるようですね。
2012年に前作が出ていたのでそれから時間も経ち、期待値が高すぎたこともあるかもしれません。
気になる方はぜひ本でも読んでおきたい一冊です。
僕のワンダフル・ジャーニー(映画)のあらすじや感想ネタバレ!原作はある?のまとめ
犬を飼っている人はもちろん、家族と一緒に、子供とも一緒に観ておきたい映画です。
普段は聴けない動物の声が聞けて、本当に犬も色々考えているのかなぁと思うと、言葉は通じなくてもお互いに信頼関係を作っていけるのでしょう。
ちなみに字幕版では犬のベイリー役の声はジョシュ・ギャッド(Josh Gad)さん。アナと雪の女王のオラフ役の方です!
吹き替え版も字幕版もそれぞれ楽しんでみてくださいね。
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