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ラ・フィユ・マル・ガルデ(リーズの結婚)バレエの幕ごとのあらすじを簡単に紹介!

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バレエ『ラ・フィユ・マル・ガルデ』は邦題『リーズの結婚』としても知られています。

主役の娘リーズとその恋人コーラスは、ストーリーにも出てくるリボンを使って愛を奏でる踊りが印象的です。

バレエ『ラ・フィユ・マル・ガルデ』(リーズの結婚)のあらすじや登場人物についてご紹介します。

ラ・フィユ・マル・ガルデ(リーズの結婚)バレエの登場人物

リーズ…農家の娘

コーラス…リーズの恋人

シモーヌ…リーズの母親で未亡人、アランとリーズを結婚させたい

アラン…裕福な農場の息子で純真な心をもっている

トーマス…アランの父親

ラ・フィユ・マル・ガルデ(リーズの結婚)バレエの幕ごとのあらすじ

初秋のフランスの田舎が舞台となっていて、今回紹介するのはアシュトン版と言われるバージョンで全二幕です。

第一幕

とある田舎の農家で、気持ちの良い朝を迎えたリーズは恋人のコーラスに見つけてもらえるようにピンクのリボンを木の枝にかけています。

そのうちにコーラスがやってきて二人は楽しそうに踊り始めました。

しかしそれをよく思っていないのはリーズの母親のシモーヌです。

シモーヌは未亡人ということもあり、娘のリーズを貧乏コーラスではなく裕福な農場の息子であるアランと結婚させたいと思っています。

そしてその思いはアランの父親トーマスも同じです。

トーマスは容姿の良いリーズをアランの嫁にしたいと考えていました。

 

ある日、トーマスが息子アランを連れてリーズの家に訪れます。

そしてぜひアランと結婚してほしいと申し出ました。

大喜びするシモーヌをよそに、リーズは嫌がります。

アランは周りのみんなを呆れさせるほど人とのテンポがずれていました。

 

ひとまずみんなで収穫中の麦畑でピクニックに行くことになり、嫌がるリーズも連れて行かれました。

この様子をそっと聞いていたリーズの恋人コーラスも、あとから麦畑へ追いかけます。

 

麦畑にいる農夫たちはリーズとコーラスの関係を知って応援してくれているので、シモーヌとアラン、トーマスをうまくごまかしてくれました。

そして村娘たちと一緒にリーズとコーラスは「木靴の踊り」を披露します。

 

そんな時に突然の雨と嵐。

裕福な農場の息子アランは雨風に飛ばされてしまいました。

 

第二幕

ピクニックが悪天候中止となり家に帰ってきたリーズと母親のシモーヌ。

またコーラスに会いに行きたいリーズはシモーヌに見つからないように出ていこうとしますが、シモーヌは出ていかないようにドアにカギをかけてポケットにしまいました。

そして糸巻きの手伝いをリーズにさせています。

そのうちに寝てしまったシモーヌに気が付くと、リーズはこっそりとシモーヌのポケットからカギを取り出してコーラスに会いに行きました。

 

農夫たちが大きな麦の束を持って家に訪れました。

その音でシモーヌは目を覚まし、また急いでリーズを連れ戻してきました。

そしてまたドアにカギをかけ、早くアランと結婚させてしまおうとアラン親子と結婚をするために必要な公証人を呼びに行きました。

 

リーズは一人になり、コーラスとの将来を想い空想しています。

そこになんと麦の束に隠れていたコーラスが出てきました。

リースは喜び、二人で愛を誓い合います。

 

そんな中、アラン親子と公証人を連れて母親のシモーヌが戻ってきました。

リーズとコーラスが手を取り合って愛を誓っている姿をみた公証人は、この二人こそ一緒になるべきだとシモーヌを説得し、ついにはシモーヌも認めて結婚できることとなりました。

アランの父親トーマスは大激怒です。アランを連れて怒ったまま家を出ていってしまいました。

 

リーズとコーラスは外に出て、農夫や周りみんなに祝福されて踊りながら結婚のお祝いをしています。

そんな中、誰もいなくなったシモーヌの家に一人の男がやってきました。

それはアラン。

アランはお気に入りの赤い傘をシモーヌの家で見つけて喜んで帰っていきました。




バレエ『ラ・フィユ・マル・ガルデ』の初演と舞台背景

『ラ・フィユ・マル・ガルデ』の初演はフランス革命の年でもある1789年6月1日にフランス・ボルドー大劇場で発表されました。

農民が主役というこの作品は市民からも評判を得ていました。

今でも引き継がれている作品としては『ジゼル』の1841年より古く、現在のべレエの演目の中では最古の作品です。

230年以上前の作品で当時の日本は江戸時代後期にあたります。

しかしこの初演当時からは台本のみが伝わっていて、振付師ジャン・ドーベルヴァル(ドーベルヴァル版)の演出は残っておらず、現代においては1828年にフレデリック・アシュトン振付のアシュトン版が英国ロイヤル・バレエ団により世界各国で上演されています。

『ラ・フィユ・マル・ガルデ』…原題:La Fille mal gardée(下手に見張られた娘)1791年より
初演の作品名『藁のバレエ、または善と悪は紙一重』…原題:Le Ballet de la Paille, ou Il n’est qu’un pas du mal au bien

ラ・フィユ・マル・ガルデ(リーズの結婚)バレエの幕ごとのあらすじを簡単に紹介!のまとめ

リーズとコーラスの間を阻む母親シモーヌは、大柄な男性が配役になっていることもあってコメディーのような要素が楽しいです。

コミカルな場面やリーズの天真爛漫な踊りを楽しんでくださいね。

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