毎年1月から2月にかけてスイスで開催される若手ダンサーのダンス界への登竜門としても知られる「ローザンヌ国際バレエコンクール」。2020年も予選、決戦のライブ放送が行われ、世界から現地での様子を観ることが可能です。今回は日本からコンクールの様子を視聴する方法、コンクールの日程、気になるに日本人出演者名をお伝えします。
「ローザンヌ国際バレエコンクール2020」審査・決戦の日程
「ローザンヌ国際バレエコンクール」は今回2020年の開催で第48回を迎えます。
2020年のコンクールのスケジュールは以下の通りです。
[aside type=”boader”]コンクールの期間は2月2日〜2月9日 の5日間。
◆2月3日(月)~2月6日(木)…クラシックバレエ/コンテンポラリーダンスのレッスン(審査)
◆2月7日(金)…クラシックバレエ/コンテンポラリーダンスを舞台上で公開発表(審査)
ここまでの審査により、審査員によって翌日の決選への進出者(最大 20 名)が選ばれます。
◆2月8日(土)…決戦(ファイナル)
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「ローザンヌ国際バレエコンクール2020」ライブ放送視聴方法
「ローザンヌ国際バレエコンクール」の公式サイトによりライブ放送とYoutube動画の視聴サイトの情報が紹介されています。
ライブ放送が視聴できるArte Concertのサイトは→こちら
Youtubeでの動画配信は→「ローザンヌ国際バレエコンクールYoutubeチャンネル」
「ローザンヌ国際バレエコンクール2020」日本人の出場者
毎年日本人のダンサーの方もたくさんコンクールに出場し健闘されますが、今年も1次審査に合格した13名の方のコンクール出場が決まっています。
以下に2020年ローザンヌ国際バレエコンクールに出場する日本人の皆様のお名前と所属される教室やバレエ学校名をご紹介します。
日本から出場者のお一人一人にエールを送りたいと思います。
[enclose color=”” fbe8e7″”]・アリエル・デイリー (蔵元誠子バレエスクール)
・藤本 葉月 (ウィーン国立歌劇場バレエアカデミー)
・藤島 恵太 (エリソン・バレエ学校)
・萩本 理王 (ジョフリー・アカデミー・オブ・ダンス)
・堀之内 咲希 (須貝りさクラシックバレエ)
・石井 潤 (ドイツ国立バレエ学校ベルリン)
・川上 環 (チューリヒ・ダンス・アカデミー)
・松岡 海人 (愛媛バレエアカデミー)
・宮本 乃々佳 (糸尾和栄バレエスタジオ)
・森脇 美咲 (小池バレエスタジオ)
・殿岡 遥 (パリ国立高等音楽院・舞踏学校)
・山田 ことみ (モナコ王立プリンセス・グレース・アカデミー)
・吉岡 遊歩 (ハンガリー・ダンス・アカデミー)[/enclose]
コンクール出場の条件
誕生月にもよりますが、おおよそ14歳から18歳の男女が出演できます。
2020年の出場者は、全ての国籍の2001年2月9日から2005年2月8日生まれの方となっています。
これまでにバレエ団とのプロ契約を結んだことのあるダンサーは参加できません。
「ローザンヌ国際バレエコンクール」について
「ローザンヌ国際バレエコンクールの正式名称はPrix de Lausanne(プリ・ド・ローザンヌ)と言います。
世界各国からの才能溢れる若いダンサーをプロの道へ送り出すことをサポートすることを目的とし1973年から開催されている、世界的にもレベルの高いコンクールです。
2020年「ローザンヌ国際バレエコンクール」の会場
例年「ローザンヌ国際バレエコンクール」はスイスで一番古い劇場であるローザンヌのボーリュ劇場で行われてきました。
しかし、同劇場は全面改装工事が2019年7月から行われてます。
そのため、2020年第48回ローザンヌ国際バレエコンクールは、今年度の開催に限りスイス・モントルーで開催されることになっています。
まとめ:ローザンヌ国際バレエコンクール2020予選・決戦日程とライブ放送!
いよいよ今年も「ローザンヌ国際コンクール」の時期が近づいてきました。ネット環境が整備され毎年ネット配信の環境も整えられ、現地へ行くことができなくとも世界各地からコンクールを鑑賞できるようになったのも嬉しいですね。
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