2020年1月公開の実写版映画『キャッツ』の出演キャストや日本語の吹き替えキャストをまとめました。
全米では2019年12月に公開されている映画『キャッツ』を鑑賞した人からの評判では人間が化けている猫の姿が怖いと酷評もあるようです。
映画『キャッツ』の出演キャストと吹き替えキャスト!
出演キャストと役名、そして日本語吹き替えの声優陣をご紹介します。
実写版映画『キャッツ』の作品情報
原題:Cats
上映時間:109分
制作年:2019年
制作国:イギリス・アメリカ合作
配給:東宝東和
白猫ヴィクトリア役(フランチェスカ・ヘイワード/葵わかな)
●フランチェスカ・ヘイワード
英国ロイヤル・バレエ団のトップ級であるプリンシパルのバレエダンサーです。
バレエの才能を発揮し2010年に入団し活躍しています。
映画作品としては本作が初出演であり初主演となりました。なお2020年3月に公開の映画「ロミオとジュリエット」でも主役のジュリエットを演じます。
詳しくはこちらの記事でも紹介しています。
→フランチェスカ・ヘイワード(バレエダンサー)の身長・年齢は?映画出演作もチェック
●葵わかな(日本語吹き替え)
スターダストプロモーション所属の葵わかなさんは、2017年のNHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインに抜擢された女優です。
2019年2月に東京国際フォーラムで上演されたミュージカル「ロミオ&ジュリエット」ではミュージカル初挑戦ながらジュリエット役を務めました。
ヴィクトリア役はお二人ともジュリエット役も担当するという共通点があったのですね。
マンカストラップ役(ロビー・フェアチャイルド/山崎育三郎)
●ロビー・フェアチャイルド(Robbie Fairchild)
1988年生まれでニューヨーク・シティ・バレエ団の元プリンシパルです。
ブロードウェイ・ミュージカル「パリのアメリカ人」にも出演経験があり、アメリカの演劇界で最も権威があると言われるトニー賞にノミネートされたことがあるバレエダンサーです。
●山崎育三郎(日本語吹き替え)
ミュージカル俳優で歌手の山崎育三郎さんは、日本語吹き替えは2017年実写リメイク映画『美女と野獣』で野獣役からの二作目です。
野球好きで野球チームを持っていたり、レ・ミゼラブルおたくでマリウス役がやりたいために学生だけで上演したこともあるのだとか。
実際に19歳の時には東宝の「レ・ミゼラブル」でマリウス役をオーディションで勝ち取りました。
グリザベラ役(ジェニファー・ハドソン/高橋あず美)
●ジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)
劇中歌「メモリー」を歌うジェニファー・ハドソンは、イリノイ州シカゴにてアフリカ系アメリカ人を両親にもつ1981年生まれの歌手・女優です。
2006年のミュージカル映画『ドリームガールズ』で第79回アカデミー賞助演女優賞を受賞しました。
●高橋あず美(日本語吹き替え)
長野県松本市乗鞍高原生まれ。2013年にはファーストアルバムを自主制作したり、圧倒的な歌唱力、パフォーマンスが話題を呼んだシンガーソングライターです。
メジャーデビューは2017年12月。
オールド・デュトロノミー役(ジュディ・デンチ/大竹しのぶ)
●ジュディ・デンチ(Judi Dench)
イギリスの女優で1934年生まれの85歳!(2020年1月時点)
アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、トニー賞など数々の受賞歴がある名優です。
●大竹しのぶ(日本語吹き替え)
尊敬するジュディ・デンチの吹き替えを担当するということで、貫禄があって愛のある役どころになれるようにと意気込みを語っていました。
バストファー・ジョーンズ 役(ジェームズ・コーデン/ロバート秋山竜次)
●ジェームズ・コーデン(James Corden)
イングランドの俳優、コメディアン、歌手、作家、プロデューサー、テレビ番組司会者。
特にバラエティ番組での司会者ぶりが人気でトニー賞やグラミー賞の授賞式でも司会者として抜擢されています。
●ロバート秋山竜次(日本語吹き替え)
日本もコメディアン枠としてロバート秋山さんが担当です。
2019年10月の山崎育三郎さんのライブイベントにゲスト出演して息の合ったやり取りを繰り広げるなど、仲が良いのですね。
吹き替えの役柄もどんな仕上がりなのか楽しみです。
ミストフェリーズ 役(ローリー・デヴィッドソン/PRIZMAX森崎ウィン)
●ローリー・デヴィッドソン(Laurie Davidson)
1992年生まれのイギリスの俳優です。
ロンドン音楽アカデミー(LAMDA)の2016年卒業生で、2013年に俳優デビューしています。
●PRIZMAX森崎ウィン(日本語吹き替え)
ミャンマー出身でスターダストプロモーションに所属。
同事務所のメンバーで構成される男性ダンス&ボーカルユニット、PRIZMAX(プリズマックス)の一員です。
スキンブルシャンクス役(スティーヴン・マックレー/大貫勇輔)
●スティーヴン・マックレー(Steven McRae)
オーストラリア出身の英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルのバレエダンサーです。
2019年にひざをケガしたということで手術もされていました。
●大貫勇輔(日本語吹き替え)
1988年生まれのダンサー、俳優。身長は180㎝でアクロバットが特技なのだそうです。
17歳からプロダンサーとして活躍する中で、歌も上手いと評判を集めています。
ラム・タム・タガー役(ジェイソン・デルーロ/Official髭男dism藤原聡)
●ジェイソン・デルーロ(Jason Derülo)
アメリカのフロリダ州マイアミ出身で1989年生まれのシンガーソングライター、俳優、ダンサー。
そして振付師としての活動もされています。
●Official髭男dism 藤原聡(日本語吹き替え)
2012年結成の「Official髭男dism」通称ヒゲダンのボーカル・ピアノを担当しています。
藤原聡さんは1991年生まれで身長164㎝。令和元年の紅白歌合戦にも初出場で注目を集めました。
ジェニエニドッツ役(レベル・ウィルソン/浦嶋りんこ)
●レベル・ウィルソン(Rebel Wilson)
1980年生まれのオーストラリア出身の女優、コメディアンです。
●浦嶋りんこ(日本語吹き替え)
年齢非公表の1月10日生まれ、三重県出身で舞台女優、ボーカリストです。
アマチュア時代には久保田利伸さん、ドリカム、中西圭三さんなどのツアーやライブでバックコーラスをしていました。
ガス役(イアン・マッケラン/宝田明)
●イアン・マッケラン(Ian McKellen)
1939年生まれ、御年80歳のイギリスの俳優です。
舞台や映画のシェイクスピア演劇や現代劇、SF、ファンタジーなど幅広いジャンルで活動しています。
●宝田明(日本語吹き替え)
1934年生まれの映画俳優、タレント、声優、司会者。
マキャヴィティ役(イドリス・エルバ/山寺宏一)
●イドリス・エルバ(Idris Elba)
1972年生まれのイギリスの俳優。両親は西アフリカ西部のシエラレオネ共和国の父とガーナ出身の母です。身長は189㎝。
●山寺宏一(日本語吹き替え)
やまちゃんの愛称で親しまれる山寺宏一さんの声優歴は数えきれないですね。
アニメ「それいけ!アンパンマン」のめいけんチーズ、かばおくん、かまめしどんの声を担当する中、2019年8月にはさらにジャムおじさんも引き継いでいます。
ボンバルリーナ役(テイラー・スウィフト/RIRI)
●テイラー・スウィフト
1989年12月13日生まれのシンガーソングライター、女優。
グラミー賞は32回ノミネートされ10回受賞するなど、ヒット曲が多くファン層も広いです。
●RIRI(日本語吹き替え)
群馬県出身、1999年11月5日生まれのPOP R&Bシンガー。
ミュージカルも、映画の吹替えも初めての経験でしたので、とてもエキサイトしました!
ボンバルリーナは、妖艶な猫のキャラクターなので表現が難しかったですが、すべて本当に楽しくて、
演じることの楽しさも知れた、とても素敵な機会でした!
映画『キャッツ』の評判は見た目が怖いと酷評も?
アメリカで2019年12月に公開されてから、レビューが荒れるという事態になっています。
アメリカ合衆国の映画評論サイト、Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)ではポジティブ評価は20%、否定的な評価は53%(2020年1月21日時点)と数字でも苦戦している様子です。
日本語訳にしたレビューを確認してみると、
- ★1つ…オンライン著作権侵害と戦うハリウッドの新しい方法。誰も見たくない映画を作りましょう。
- ★1つ…この映画を1つ未満の星が選べたらいいのに…
- ★1つ…私はもはや生きる意志がありません。これは私にとって映画、音楽、動物を台無しにしました。正直なところ、それが人間によって作られたという事実は、私にとって一般的に人々を台無しにしました。この見捨てられた映画の広告をもう1つ見ると、自分自身の安全を恐れます。
- ★1つ…私の猫は今恥をかいて私を見ています。この映画は私のペットとの関係を単独で破壊してしまいました。
- ★1つ…目を閉じれば、それほど悪くない!ただし、絶対に開けないでください。そうしないと、同じ方法で猫を見ることができなくなります。
- ★1つ…重ねてすみませんが、私の55年間、私は今まで映画から出たことがありません。ミュージカルが大好きですが、ミュージカルは大好きですが、これはあらゆるレベルでひどいものでした。
- ★1つ…人道に対する罪とみなされるべきです
- ★1つ…私は祈る人ではありませんが、この映画が終わるのを一生懸命祈っていました。最初の瞬間から、私はこの映画が大惨事になることを知っていました。才能のある俳優の無駄。
- ★1つ…2018年の遺伝以来最高のホラー映画。
…なかなか辛辣なコメントが続きます。そんなにひどい?とむしろとっても気になります。ちなみに★は10点満点。
とはいえ、ちゃんと良い評価もありましたよ!
- ★10個…私はこの映画の悪いレビューについてとても混乱しています。映画は傑作です。元のキャッツミュージカルのファンでなく、歌やストーリー展開が気に入らない場合は、この映画に問題があるかもしれません。しかし、猫ミュージカルのリメイクのために、それは非常に美しく、とてもよくできています。私は笑い、泣き、踊り、一緒に歌いたかった。この映画にチャンスを与えてください。悪い評価に見舞われないでください
- ★10個…何を見るかを決める際に評論家の推奨に頼らないことを嬉しく思います。猫は私の期待をすべて上回りました。CGIについての不満をよく理解することはできません。ダンサーの素晴らしいフットワーク、ネコ科のバレエの優雅さ、そして2時間楽しい勢いを維持する強烈なサウンドトラックに心を奪われました。
- ★10個…キャラクターの見た目が好きかどうかだけに基づいてこのレビューを行った場合、この映画の他の驚くべき側面を完全に信用していないことになります。前もって猫の陰謀を知らない人が見ているときに混乱するかもしれないが、心を開くと陰謀が魔法のように見えることがわかる。それと、素晴らしい振り付け、歌、演技が大好きでした。
- ★10個…最高の猫映画。この映画を見てください。このような映画は他にありません。
- ★10個…ミュージカルやスペクタクルを理解していない人の立場にいると、批判を理解します。私はこれを楽しんで、9歳の娘がスクリーンに接着されました。ペーシングは少しずれています。最初の20分は突然次々と歌になりますが、映画がストーリー中心ではなくても美しいストーリーを持っています。
- ★10個…私たちは何度も猫に会いに劇場に行ってきましたが、この大画面の映画は圧倒的に私たちの心と魂に触れました。なぜそれほど低い評価をする人が多いのか、私たちは本当に理解していない。「プロの批評家」がそうしているからでしょうか?
悪い評価が多いとどうしても気になってしまいます。
こんなに紹介してしまいましたが、実際に観るときは他人の評価に振り回されずに楽しみたいですね。
映画『キャッツ』の予告動画
映画『キャッツ』公式サイトでタイプ別の見どころ診断も
公式サイトでは、「あなたが映画に求めるもの」が分かるという見どころ診断がありました。
直感で「はい」か「いいえ」を答えるだけなので簡単です。
- 好奇心からすぐに何かを始めてしまう
- 人の名前をすぐ忘れがち
- 説明をする時、身振り手振りでしてしまう
- 気付くとよく歌ってる
- 辛くても推しがいれば頑張れる
- 最高峰の技術に憧れる
- 計画性より一発逆転を狙いたい
- 外見より先に声に惹かれがち
- ダンスを見ていると元気が出る
- 美しい歌声に感動したい
- 猫のモフモフに癒されたい
- いい作品は細部までしっかり見たい
という12個の質問に直感で答えていくと、タイプが表示されます。
試してみたところ、私は「魔法のような奇跡を求めるドリーマータイプ」でした。
キャッツの世界観を映画で体験しようという感じでしょうか。
他にもどんな結果が出るのか、逆の答えで試したら「ついつい口ずさんじゃうシンガータイプ」と出ました。
こちらはキャッツの代表曲「メモリー」を始め、テイラースウィフトの新曲「ビューティフル・ゴースト」などの歌声を楽しんで観てみると良いそうです。
キャッツ(映画)のキャストや吹き替えをチェック!評判は怖いと酷評も?のまとめ
見た目の酷評がどうなのかは映画館で観てくるしかないですね。
出演する俳優、女優陣や吹き替えキャストたちも豪華メンバーが多いので、見た目が猫のような人間な部分に慣れてしまえば歌や踊りは一流なので楽しめるのではないかとも思います。
実写版キャッツのエンターテイメントを楽しんできてください!
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